鹿児島県肉用牛改良研究所は、
特色ある系統の種雄牛
産肉能力の高い種雄牛
繁殖性に優れた種雄牛
の造成・維持を目的とした研究を行なっています。
また、第13回 全国和牛能力共進会 出品対策(若雄区)も行なっております。
その研究の詳細は以下の通りです。
1. 県の改良方針に基づいた取り組み
県肉用牛振興協議会
(県内の肉用牛に関する全ての機関・団体で構成)
肉用牛の改良方針を決定し普及・啓発
本県基幹系統(気高,金水9,但馬)による
計画的造成
肉用牛改良に「種雄牛」の役割は絶大
2. 将来を見据えた対応
- 本県の特徴ある系統の維持
- 系統の再構築(多様性の確保)
- 牛肉の新たな改良形質の検討
- 「サシの形状」の改善
- 分娩間隔の短縮など繁殖能力の向上 等
3. 育種改良のための研究
産肉能力検定の実施
- 候補種雄牛の導入
- 直接検定の実施
- 間接後代検定の実施
種雄牛の管理
凍結精液
● 凍結精液の生産
- 活力等品質の保持
● 凍結精液の安定供給
種の保存
- 種雄牛凍結精液を保存
4.試験研究に基づく候補牛の選抜
統計データ等の活用
- 表現型(体型・外貌)
- 産肉実績
- 遺伝的能力(育種価)評価
- 近交係数等
枝肉形状・美味しさに関する研究
- 超音波診断(エコー)技術〔AIを活用した予測技術〕
- 枝肉形質画像解析技術
- オレイン酸等解析
DNA解析関連
● 遺伝的能力評価〔ゲノム育種価〕に関する研究
- 発育・肉質等
- うま味・やわらかさ・小ザシ等
● 牛の繁殖性に関する遺伝子研究
- 繁殖性・子牛損耗等
- 妊娠・受胎等
受精卵移植関連
● 受精卵移植技術を活用した種雄牛の作出
- 産肉能力等の高い雌牛
- 本県に特有な稀少系統
● 技術の効率化に関する研究
- 採胚技術
- 培養法,凍結保存法
- 受胎率の向上
● 産肉能力検定の効率化
- 受精卵の分割
- 受胎率の向上
